咳をする
動物たちも人間と同じように咳をします。うっかり何かを吸い込んでしまったとき、呼吸器に異常や刺激があるとき、分泌物があるときには咳が出ます。それだけでなく、心臓が悪い場合にも、大きくなった心臓が気管を圧迫してしまうことで咳が出ることもあります。たばこの煙なども刺激になりやすいもののひとつです。
朝に多い咳は気管支が、夜に多い咳は心臓が原因であることが多いといわれていますが、実際の原因は検査なしには特定できません。咳が気になる場合には、どんなときに咳が出やすいか(例えば運動の後に多い、など)、乾いた咳か湿った咳か、などを確認しておくとよいでしょう。えづいていると思ったら咳だったということもあります。もちろん咳と吐き気が同時にでることもありますので、おかしいなと思ったら咳をしている姿の動画などを撮って見せていただくと、診断の参考になることがあります。猫は犬に比べて咳をしにくい生き物です。ねこちゃんの咳は時に深刻な病気のサインであることもありますので、特によく注意してあげてください。
☆考えられる原因
- 喉頭麻痺
- 喉頭炎
- 気管虚脱
- 気管支炎
- 気管支拡張
- 温度刺激
- 肺炎
- ぜんそく
- 肺水腫
- 犬糸状虫
- 胸水
- 呼吸器内の異物や腫瘍
- 煙を吸ったなど
- 心筋症
- 心不全
- 心奇形
など
咳がみられた場合、どんな咳をいつするか、これまでに病気をしたことがあるか、どんな環境で生活しているか、他の症状がみられるかなどの情報をもとに、呼吸音の確認やレントゲン検査、分泌物の検査などを行います。
