お腹が痛い
わんちゃんやねこちゃんも、人間と同様に腹痛を起こすことがあります。おなかが痛いときには歩き方がおかしくなったり、背中を丸めたり、動くことをいやがったりします。前足や胸は地面につけて後ろ足やおしりは立てている、「祈りのポーズ」と呼ばれる姿勢を取ることもあります。場合によっては触ろうとすると怒ることもあります。おなかが痛いように見えて、実は痛いのは背中だったというパターンも少なくありません。ねこちゃんは痛みを隠すのが上手ですので、普段から様子をよく見て、痛みのサインを見逃さないようにしましょう。
おなかが痛くなる原因はたくさんあります。腹痛は消化管、泌尿器、脾臓、膵臓、腸間膜、腹膜、肝臓系など、様々な箇所の異常によって起こりえます。臓器の炎症はもちろん、場合によっては臓器がねじれてしまっていたり、伸びてしまっていたり、穴が開いてしまっていることもあります。緊急手術が必要な場合もありますので、もしかして、と思ったら病院に連れてきてあげてください。
☆考えられる原因
- 膵炎
- 胃腸炎
- 胃拡張、胃捻転
- 消化管潰瘍、穿孔
- 腫瘍やその破裂
- 腹膜炎
- 腸重積
- 腸閉塞
- 肝疾患
- 脾捻転
- 腎炎
- 腎結石
- 尿路結石
- 急性腎不全
- 膀胱破裂
- 子宮蓄膿症
- 前立腺炎
- 外傷
など
おなかを痛がる場合は、身体検査に続いて血液検査、便検査、尿検査、レントゲン検査、エコー検査などをおこなっていきます。必要に応じて穿刺やCT,MRIなどを行うこともあります。
