下痢
下痢は人間でもおなじみの症状で、便の水分量が多すぎる場合をいいます。おなかの弱い子などでは頻繁にみられる症状かもしれません。多くは軽傷で自然に治ることもありますが、中には命に関わる重大な問題が隠れていることもあります。もちろん下痢が続くことで脱水・衰弱してしまうこともありますから、繰り返す下痢や治りにくい下痢、しんどそう、いつもと違うなどがあれば病院に連れて行ってあげてください。中毒、ホルモン性疾患、腫瘍などがみつかることもあります。
排便の回数、便のかたさ・量・色、血や粘膜が混じるか、元気や食欲があるか、食事の変化などは特にお聞きしたいポイントですので、よく確認していただくと診断の助けになります。また、実際に便を病院に持ってきていただけるとスムーズに検査ができることが多いですので、ぜひお持ちください。
☆考えられる原因
- 胃腸炎
- アレルギー
- 食事の変化
- 異物
- 食中毒
- 寄生虫感染
- ウイルス感染(パルボ、ジステンパーなど)
- 腫瘍
- 炎症性腸疾患
- 腸閉塞
- 薬剤反応性
- 膵炎
- 肝疾患
- 膵外分泌不全
- 会陰ヘルニア
- ホルモン性疾患(副腎皮質機能低下症、甲状腺機能亢進症など)
- 敗血症
- 腹膜炎
など
下痢がみられた場合、状況の問診に加え、便検査、レントゲン検査、エコー検査、血液検査などを行うことがあります。状況に応じて各種抗原検査なども行います。
