血便
血便は比較的見逃しにくい異常です。うんちに血が混じっている、と慌てて病院に来られる方も多くおられます。血便の原因としては、寄生虫や細菌、ウイルスの感染症や、腸炎、腫瘍などがあります。また、きばっているうちにおしりが切れてしまって出血し、血便のように見えることもあります。
血便と一口に言っても、原因や出血部位によって血の付き方や色が異なります。来院される際にはなるべくその便を持ってきていただくと診断に役立ちます。難しい場合は便をよく見ておいて、便の堅さはどうか、血はどれくらいの量、どんな色のものがついていたか、などを教えていただくとよいです。
☆考えられる原因
- 感染症(サルモネラ、寄生虫、カンピロバクター、パルボウイルス、プロトセカなど)
- 胃や腸の異常(出血性胃腸炎、ストレス性腸炎、好酸球性潰瘍性大腸炎、腫瘍など)
- その他(副腎皮質機能低下症、おしりが切れた、異物、外傷など)
血便が出た場合は、身体検査に加え、便検査、血液検査、エコー検査、レントゲン検査などを行っていきます。
