
エキゾチックアニマル科について
Exotic Animals
エキゾチックアニマルとは、一般的にはイヌ・ネコ以外の愛玩動物のことを言います。欧米ではハムスター、ウサギ、フェレットなどの哺乳類のほか、インコ、オウムなどの鳥類、イグアナ、ヘビ、リクガメなどの爬虫類が愛玩動物として扱われています。
これらの動物の診療可能な病院は日本ではまだ少ないといえます。完全予約制での診療になります。当院ではエキゾチックアニマル外来日に担当医が診療しておりますので不明点などは担当にご相談くださいませ。
主な診察案内
よくある症例

うさぎ
消化管の動きが停滞する「うさぎの胃腸うっ滞」や、生涯伸び続ける歯が噛み合わなくなる「不正咬合」が非常に多いです。また、メスでは子宮疾患のリスクが高いため注意が必要です。食欲不振や排便の減少は命に関わる緊急事態となることが多いため、早めの受診をお勧めします。

ハムスター
頬袋の脱出や炎症、体の各所にできる「腫瘍」、皮膚の痒みを伴う「皮膚糸状菌症」などが多く見られます。また、下痢(ウェットテイル)は急激に体力を消耗させ、短期間で重症化する恐れがあります。体が小さく進行が早いため、小さな「しこり」や毛並みの変化を見逃さないことが大切です。

モルモット
体内でビタミンCを合成できないため「ビタミンC欠乏症」による関節痛や出血が起こりやすいです。また、不正咬合や皮膚の疥癬(ダニ)、尿路結石も頻発します。鳴き声や動きに元気がなかったり、足を引きずったりする場合は、栄養バランスや口腔内のトラブルが隠れている可能性があります。

チンチラ
高温多湿に弱く「熱中症」に注意が必要です。また、牧草不足による「不正咬合」や、皮膚の蒸れによる真菌症、毛を飲み込んでしまう「毛球症」も多く見られます。非常に繊細な動物で、環境の変化によるストレスから消化器疾患を起こしやすいため、日頃の温度管理と適切な食餌が健康維持のカギとなります。

ハリネズミ
ふらつきが現れる原因不明の神経疾患「ふらつき症候群(WHS)」や、ダニによる皮膚炎、腫瘍が非常に多い動物です。また、口腔内の炎症や歯周病も頻繁に見られます。体に触れられるのを嫌がる子が多いため、食欲や歩き方の変化、針が抜けていないかなど、日々の観察が早期発見に繋がります。

フェレット
4歳を過ぎる頃から「インスリノーマ(低血糖)」、「副腎疾患」、「リンパ腫」が三大疾患として知られています。低血糖による後ろ足のふらつきや、脱毛、体臭の変化などは病気のサインかもしれません。これらは早期の治療介入で生活の質を維持できるため、定期的な血液検査やエコー検査が推奨されます。

フクロモモンガ
不適切な食事による「代謝性骨疾患(カルシウム不足)」や、ストレスから自分の体を傷つける「自咬症」が多く見られます。また、ペニス脱や育児嚢の感染症にも注意が必要です。夜行性のため夜間の観察が重要で、滑空の様子や食餌の減り具合に違和感があれば、早めにご相談ください。

ミーアキャット
消化管内の異物誤飲や、糖分の摂りすぎによる糖尿病、皮膚の感染症が多く見られます。野生下では穴を掘って生活するため、室内飼育では爪の伸びすぎや関節への負担にも注意が必要です。社会性が高く、ストレスが体調に直結しやすいため、飼育環境の相談を含めた定期検診が重要です。

デグー
糖分の代謝が苦手なため「糖尿病」になりやすく、それに伴う白内障も多く見られます。また、ケージを噛む癖による「不正咬合」や、尻尾の皮膚が抜ける「尾抜け」にも注意が必要です。コミュニケーション能力が高い反面、孤独や環境変化によるストレスで体調を崩しやすいため、細やかな観察が求められます。

ジリス
季節の変わり目に呼吸器症状(鼻炎等)を起こしやすく、重症化すると肺炎になる恐れがあります。また、切歯の根元が肥大する「歯根疾患(オドントーマ)」や、高カロリーな食事による肥満・心臓疾患も注意が必要です。特に呼吸の乱れや鼻水が見られる場合は、早急な診察をお勧めします。

文鳥
卵詰まり(卵塞)や卵巣疾患などの生殖器トラブル、産卵過多による低カルシウム血症がよく見られます。また、換羽期の体調不良やトリコモナスなどの寄生虫疾患にも注意が必要です。鳥類は体調不良を隠す習性があるため、膨らんで寝てばかりいるときは、すぐに保温をして受診してください。

インコ
種類を問わず「メガバクテリア症(胃真菌症)」や、甲状腺腫、精巣・卵巣の腫瘍が多く見られます。また、過発情によるロウ膜の変色や、金属中毒にも注意が必要です。体重のわずかな減少や、便の形・色の変化は重要なサインです。お喋りや動きに活気がなくなった時は、病気が進行している可能性があります。

カメ
紫外線不足や栄養の偏りによる「代謝性骨疾患(くる病)」や、水質の悪化による皮膚炎・甲羅の腐敗が多く見られます。また、冬場の温度管理ミスによる肺炎(鼻水や浮遊姿勢の異常)も命に関わります。種類によって適切な温度・湿度が異なるため、環境のセッティングを含めた健康管理が不可欠です。

トカゲ・ヤモリ
紫外線やカルシウム不足による「代謝性骨疾患」で骨が曲がったり、脱皮不全により指先が壊死したりすることがあります。また、低温による消化不良や、砂の誤飲による腸閉塞にも注意が必要です。食欲の低下や、目が落ち窪んでいる、動きが鈍いといった変化がある場合は、飼育環境の見直しと診察が必要です。

ヘビ
適切な温度が保てないことによる「マウスロット(口内炎)」や、消化不良・嘔吐、脱皮不全が多く見られます。また、ケージ内の不衛生による皮膚炎も起こりやすいです。拒食が続く場合は、単なる休眠状態なのか、感染症や便秘などの疾患なのかを見極める必要があるため、専門的な診察をお勧めします。

両生類
皮膚が非常にデリケートなため、水質の悪化や細菌感染による「レッドレッグ症候群(赤肢病)」が致命的になります。また、代謝性骨疾患や、ピンセットからの給餌による口内炎も注意が必要です。薬品や人間の手にも敏感なため、異常を感じた際はご自身で処置せず、速やかに専門医にご相談ください。
Medical subjects
診療科目
各科に分けて診療内容をご説明いたします。
健康診断・飼育についてのご相談も承ります。
予防診療
混合ワクチンの接種など病気を未然に防ぐ予防診療を行います。
皮膚科
最新診療技術や、最新の完治事例で最適な処置を行います。
腫瘍科
先進医療(免疫療法 細胞療法)と最先端治療による処置
内科
諸臓器に対して手術によらない方法で治療を行っていきます。
異物摂取/循環器科/呼吸器科/泌尿器科腫瘍科/皮膚トラブル/歯科
外科
内科では治療困難な疾患に対し行われます。
整形外科/軟部外科/神経外科/産科
眼科
眼病を専門に研鑽を積んだ獣医師が診療を行っております。
歯科
犬・猫の歯や歯茎の治療と、それに伴う処置を行います。
循環器科
心臓病や、血液検査の診断・治療に力を入れています。
シニア科・小児科
ペットの高齢化対策と、小児科の処置は経験豊富な当院へ
エキゾチックアニマル科
うさぎ/フェレット/ハムスター/鳥/カメ/爬虫類の診療
CT検査
コンピューターにより体の内部を画像化する検査です。
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